令和5年2月 1month school
『 1 month school 』
アワセラは、『成長型セミナー 』を目指しています!
一方向の配信でなく、双方向に交流を持ち、学習を進め理解を深めてもらいたい。
受講生の成長を最重要に考えたプログラムを提案させていただきます!!
概要)
1ヶ月単位(月に3回)、1人の講師(同じ講師)で授業を行います
1回、約80分の授業を3回実施(トータル240分程度の授業)
【配信期間:11/3(金)~11/24(金)までの3週間 】
【受講料】4000円 ※全3回分合計 (※新卒割引対象者:3500円)
☑️支払い方法:LINE PayもしくはPayPayでの送金、銀行振込みとなります
☑️支払い方法詳細については、お申し込み後、メールにてご案内させていただきます
※キャンセルポリシーについては下記からご確認いただけます
『キャンセルポリシー』
※【重要】動画視聴について
⇒他者との共有を絶対に避け、ご自身の学習目的のみご使用下さい
超音波(エコー)を用いた理学療法評価と治療
講師:寺野 誠 先生
(医療法人静可会 三加茂田中病院 リハビリテーションサービス課 課長 理学療法士)
概要)
超音波を用いた理学療法評価の基礎を説明し、事例を用いてリーズニング方法を理解します。
講義内容)
1.超音波の基礎
2.下肢関節の拘縮と超音波評価
3.超音波を用いた理学療法の評価と治療の事例
詳細)
キーワードは、【見える化】
エコーを使用して、【リアルタイムでの動態観察】が出来ます。
関節の構造(解剖)が見えます。
関節の内部が、実際、どのように動いているか、見えます。
知ると、操作方法(徒手介入)に変化が出るでしょう
「脂肪体」は非常に重要な組織です。
関節機能の改善には、脂肪体と周辺組織との関係を考慮した運動療法が必要です。
膝関節と足関節の脂肪体について、理解を深めましょう。
第1回目の講義は、
超音波とは
・医療への応用、Frequency(周波数)
・超音波診断装置をつかいこなすには
1. プローブの種類と基本操作
・プローブの種類、持ち方、走査方法、使い方
・各臓器とエコー像
2. 筋や腱、靭帯などの見え方
・骨の超音波像
・軟骨の超音波像
・半月板の超音波像
・筋の超音波像
・靭帯の超音波像
・末梢神経の超音波像
・エコーの利点と欠点
3. 解剖
・膝関節周囲の脂肪体
・SPFおよびPFPに関する論文の報告書とその内容
・膝蓋上包
・膝蓋上包の観察
・大腿骨前脂肪体とその機能
・膝屈曲伸展時のPFPの動態:長軸像
・膝屈曲伸展時のPFPの動態:短軸像
・鏡視下滑膜切除術 術後8週
・PFPに対する運動療法
・膝蓋骨上脂肪体とその機能
・膝蓋下脂肪体
・膝屈曲伸展時のIPFの動態:長軸像
・鏡視下手術術後
・TKA術後、関節鏡術後患者のIPF
・膝蓋下脂肪体炎
・関節内組織の疼痛感度
・エコー観察下での選択的徒手治療
・足関節周囲の脂肪体(Kagaer‘S fat pad)
・Kagaer‘S fat padのパート
・Kagaer‘S fat pad の機能
・拘縮することによっての影響
・KFPのエコー観察
・KFPの機能解剖
・足関節底背屈時のKFPの動態
・まとめ
第2回目は、
エコーの復習
(TKA術後1か月後:関節水腫)
を見せて頂きました。
今回のメインは、事例紹介(3症例)
1.右全人工股関節置換術後の右膝関節痛(右膝前外側部痛)の症例
「クリニカルリーズニング」を用いての解説
2.膝関節の屈曲制限がある症例
「ハイドロリリース」の治療場面
3.膝蓋骨骨折術後(TBW)の症例
(30歳台、男性)
※3症例の評価と治療を解説してくれます。
キーワードは、
「選択的に動かす」
IPFの癒着の改善、
PFPを選択的にアプローチするetc.
第3回目は、
4症例について、
クリニカルリーズニングを用いて理学療法を紹介してくれました。
1.化膿性膝関節炎による鏡視下滑膜切除術後の関節拘縮に対する膝関節可動域改善に向けた理学療法の一症例
2.足関節果部骨折術後の荷重量の増加に伴い足部後内側部痛が生じた一症例
3.TKA術後1Mの症例
4.OA膝における内側半月側方偏位の症例
キーポイントは、
・PFPの柔軟性、lift-off操作
・KFPの柔軟性、マルアライメント
・腓腹筋内側頭の滑走
・MMの逸脱
みなさんは、
疾患名によって、同じ治療をしていませんか。
個人の背景が変わるとその治療方法は異なったものになります。
対象者の治療については
一定の決まったプロトコールや治療手段はないことが分かります。
ぜひ、ご覧になって下さい。
講師紹介
講師:寺野 誠 先生
(医療法人静可会 三加茂田中病院 リハビリテーションサービス課 課長 理学療法士)
資格 等)
・認定理学療法士(運動器)
・地域包括ケア推進リーダー
・介護予防推進リーダー