9月12日・26日(火)WEBセミナー

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WEBセミナーの準備と参加方法の詳細について


【受講料】3000円(全2回分合計)
(※新卒割引対象者:2000円)
☑️支払い方法:LINE PayもしくはPayPayでの送金、銀行振込みとなります
☑️支払い方法詳細については、お申し込み後、メールにてご案内させていただきます

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※【重要】録画動画視聴について

・他者との共有を絶対に避け、ご自身の学習目的のみご使用下さい
・ライブセミナー開催後、動画編集に3日程時間を頂いております
・視聴案内は、開催後の3営業日以内ににメールでお送りします
・視聴期間は案内後、3週間限定となりますのでご注意ください
 

マッスルインバランスの評価と治療
〜筋の抑制と活性化、異常運動パターンの修正〜


講師)

薦田 昭宏 先生

 海里マリン病院 理学療法士 



概要) 

『姿勢の乱れは心の乱れ』

姿勢が崩れることで身体には様々な弊害が起こります。

肩こりや腰痛などのほとんどは姿勢に原因があるといわれています。

悪い歩き方によって腰痛や膝痛、O脚や骨格の歪みを助長し、さらには自律神経への影響をも与えてしまいます。心の乱れと繋がっていきます。

姿勢が崩れる大きな原因は、姿勢を保持する筋肉が固くなる、もしくは弱っていることにあります。

特に日常生活の習慣に原因があります。

悪い姿勢や偏った運動をしていると、筋のバランスが崩れていってしまいます。

特に痛みや機能障害を抱える症例の多くは、継続的に筋活動の不均衡が生じてしまいます。

この筋の不均衡のことをマッスルインバランスといいます。

本研修会では、筋骨格系の機能障害に対して、

ヤンダ(Vladimir Janda)のヤンダ・アプローチ、サーマン(Shirley A.Sahmann)の運動機能障害症候群に対するアプローチ、Thomas W MyersのAnatomy Trainsなどを参考に、

マッスルインバランスならびに異常な運動パターンについて講義していきたいと思います。
 

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講義内容)

1.なぜマッスルインバランスが起こるのか?
2.マッスルインバランスの評価
3.過緊張筋抑制のポイント
4.弱化筋活性化のポイント
5.運動パターンの修正 

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第1回
内容(スライド)をご紹介しておきます。
① マッスルインバランスとは
・マッスルインバランスの2つの考え
・日常生活での繰り返し動作や姿勢に潜む問題
・機能的運動
② 機能的安定
・ Panjabi´s Model of Stabilization
・他動サブシステム
・自動サブシステム
・神経コントロールサブシステム
・発達運動学的運動連鎖
・活動連鎖
・Jandaの筋の分類
・術後の筋緊張・動作パターン
③ 3段階の運動制御
・運動制御のレベル(脊髄レベル)
・基本的な2つの防御反射
・運動制御のレベル(皮質下レベル)
・協調運動は、反射的な姿勢制御のうえに成り立つ
・Ankle・Hip  strategy
・運動制御の分類と特性
・身体を動かすのに必要な感覚
・私たちはいくつかの感覚を同時に使っている
 ④ 痛みによる中枢神経への影響
・痛みは中枢神経によって調整
・慢性痛による脳内身体部位再現の変容
・慢性腰背部痛例の身体イメージと触覚機能障害
・線維筋痛症の認知的・精神的因子の検討
・慢性痛(認知的側面)の神経プロセス
・心理面の姿勢への影響
・心理は姿勢に表れ,感情は運動に表れる
・痛みと姿勢調節機能
・神経学的な見方による悪循環
・構造的なアプローチから機能的なアプローチへのパラダイムシフト


第2回
要旨は、
1. 構造的なアプローチから機能的なアプローチへ
2. Inputの評価
3. Outputの評価
静的姿勢評価・運動パターン評価
4. 治療のポイント
関節中心化・過緊張筋抑制・弱化筋活性

スライド紹介
1.構造的なアプローチから機能的なアプローチへのパラダイムシフト
・慢性筋骨格疼痛症候群の基本
・Panjabi´s Model of Stabilization
・防御反応・
・「痛み」も「パフォーマンス」も同じ脳からのアウトプット
・インプットとアウトプットの黄金比
・どうしてアウトプットが重要なの? 2.「input」の評価
・位置覚評価
・空間認知能力
3. Outputの評価
・神経学的な見方による悪循環
静的姿勢評価
・「骨格の歪み」は「筋膜の歪み」
・硬い筋 VS 柔らかい筋
・姿勢運動パターンの成熟(基本的に体幹安定性)
・神経発達学的運動連鎖
・立位(胸部-骨盤の関係)
・「背筋を正される思い」「背筋が伸びる思い」
・慢性筋骨格疼痛症候群の姿勢パターン(上位交差性症候群)
・慢性筋骨格疼痛症候群の姿勢パターン(下位交差性症候群)
・Tension=protection
・サルコメア(筋節)の至適な長さ
・静的姿勢評価から次のステップへ
運動パターン評価・
・日常生活に必要な筋機能は?
・運動パターン評価(筋発火パターン)
・不良な運動パターン
・基本的運動パターン
・ASLR
・体幹筋の機能分類
・Reverse SLR
・Neck (Head) flexion
・四つ這い前方動揺テスト (Rock Forward)
・ハムストリングス過剰収縮(all four gait)
・股関節外転MMT(短縮位での収縮)
4. 治療のポイント
・筋の癖は改善できるのか?
・正常運動パターンの発達
・下部僧帽筋テスト
・赤ちゃんの最初の大きな発達、いわゆる定頸
・筋収縮のバイオメカニクス・
・3M position
・4.5M position
・機能的運動における中枢神経系の役割・
・関節中心化とは
・骨間に最大接触がポイント
・関節中心化(上腕骨-肩甲骨-胸郭)
・関節可動域(股関節)
・股関節ニュートラルポジション
・中殿筋後部線維の選択的筋力増強運動
・骨盤後傾を伴う貝運動
・側臥位トレーニング(体幹安定性)
・斜坐位(7M)トレーニング(体幹安定性)
・関節中心化(大腿骨-骨盤)
・正しい姿勢のアライメントと矢状面の安定化があれば、
どのような姿勢でも運動療法として使用できる。
・分離運動(all four)
・運動の難易度

動画を交えながら、説明して頂きます。

✔️筋の抑制と活性化、
✔️異常運動パターンの修正
について、
いっしょに✨、学びましょう🐾



日程:令和5年9月第2、4火曜日 

第1回目:9月12日(火)動画配信開始(80分)

第2回目:9月26日(火)WEBライブ配信終了



○録画動画配信の予定 

動画配信開始 9/30(土曜日) 

受け付け期限 10/10(火曜日) 

配信期限 10/21(土曜日) 24時まで。(第1回、第2回ともに)



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 受講費:3000円(全2回分合計) 

(※新卒割引対象者:2000円) 


【新卒割引対象】2023年国家試験合格者

講師紹介

講師:薦田 昭宏 先生

海里マリン病院 理学療法士


略歴)
1994年3月高知医療学院卒業
1994年4月医療法人緑風会 海里マリン病院勤務
2000年5月医療法人さくらの里 だいいちリハビリテーション病院勤務
2021年2月医療法人緑風会 海里マリン病院勤務
2007年 高知医療学院 非常勤講師 現在に至る

資格)
認定理学療法士取得(徒手理学療法,運動器)